「本当にここに来られて嬉しい」 カメルーン代表エンべウモがマンチェスター・Uに完全移籍 “赤い悪魔”復活のキーマンとなるか
カメルーン代表FWブライアン・エンベウモのマンチェスター・Uへの完全移籍が決定した。移籍金は約7000万ポンド(約139億円)ともいわれ、この夏を代表するビッグディールの一つになりそうだ。エンべウモが“赤い悪魔”復活の鍵を握る一人になるのは、間違いないだろう。
チャンピオンズリーグ出場まであと一歩に迫りながら、最終節でその夢が破れた。ノッティンガム・フォレストはチェルシーとの直接対決に0-1で敗れ、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができなかった。
「残念だよ。試合に勝ってチャンピオンズリーグの枠を確保するチャンスがあったんだ。自分たち次第だったけど、残念ながら最後まで得点を挙げられなかった」とクリス・ウッドは試合後、悔しさをにじませた。
この試合、ウッドには決定的なチャンスが2度訪れた。特に2度目のチャンスは、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できる可能性を秘めたものだった。
「最初のはディフェンダーとキーパーの前に足を出そうとしただけなんだ。でも2つ目は、今シーズンの自分の調子を考えたらもっと上手くやらないといけなかった。」と自らを厳しく評価した。チームの命運を握るチャンスを逃した責任を感じる様子が言葉の端々に表れていた。
この結果を受けてノッティンガム・フォレストはヨーロッパリーグではなくカンファレンスリーグでのヨーロッパ参戦となった。それでもウッドは、チームとして大きな成長を遂げたシーズンだったことを忘れていない。
「今は厳しいよ。今日の試合と、ここ数週間のことで誰もが落胆しているだろう。でも夏に振り返ったら、達成したことや昨シーズンからどれだけ成長したかを誇りに思うはずだ。これから再び成長し、来シーズンもトップで競い合っていくことが大切なんだ」
ノッティンガム・フォレストはシーズン終盤に失速し、貴重なポイントを落としてしまった。その理由について問われると、ウッドは明確な答えを持ち合わせていなかった。
「そういうことはあるよ。プレミアリーグはどの試合も厳しい。シーズンを通じて好調な時期もあれば不調な時期もある。残念ながら終盤にそれが来て少し目立っただけで、シーズン序盤に調子を落としてた時期もあった。終盤に良くなったチームもいる。フットボールは38試合のシーズンだからね」
個人としては今シーズン、10月のリーグ月間最優秀選手にも選ばれるなど、キャリア最高の活躍を見せたウッド。リーグ戦20ゴールを記録し、ノッティンガム・フォレストの躍進に大きく貢献した。この勢いを来シーズンも維持できるかが注目される。
大舞台で輝く可能性を秘めたウッドの挑戦は、カンファレンスリーグという形で続いていく。「ヨーロッパの舞台には立てるけど、もっと上を目指せたかもしれない」。ベテランストライカーの言葉には、達成感と悔しさが入り混じっていた。
カメルーン代表FWブライアン・エンベウモのマンチェスター・Uへの完全移籍が決定した。移籍金は約7000万ポンド(約139億円)ともいわれ、この夏を代表するビッグディールの一つになりそうだ。エンべウモが“赤い悪魔”復活の鍵を握る一人になるのは、間違いないだろう。
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今夏、ノッティンガム・フォレストからニューカッスルへ移籍したアンソニー・エランガ。報道によれば、移籍金は日本円で100億円超えともいわれており、昨季6ゴール11アシストを記録したスウェーデン代表への期待の大きさがうかがえる。 新たな物語の出発点に立った今、胸に抱く想いとは。新天地での決意と希望を、最新のインタビューで言葉にした。
リヴァプール不動の左サイドバックとして、いくつものタイトル獲得に貢献してきたアンディ・ロバートソン。自らを“アンダードッグ”と呼ぶその言葉の裏には、少年時代に味わった大きな挫折があった。逆境をいかにして乗り越え、世界最高の舞台にまでたどり着いたのか。インタビューで語る本人の素直な言葉から、サッカー選手としての原点と闘志の源に迫る。
今夏、ウェストハムからトッテナム・ホットスパーへ約6,500万ユーロ(約5,500万ポンド、約100億円)といわれる移籍金で加入した、モハメド・クドゥス。24歳のガーナ代表の躍動感あふれるプレーに、注目が集まっている。