『AND JUST LIKE THAT... シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第2話「自分らしくあるために」のあらすじや感想・レビューを紹介します。
<※ネタバレあり>
付き合っているクラブオーナーのゼッドが元妻とまだ同居中と知り、喧嘩別れしたシーマ。長い付き合いである美容師ファン・ホセから「見限るのが早すぎて別れる口実を自ら作っているから独身なんだ」と言われたことから別の店に行くも酷い髪形にセットされたため、ファン・ホセと仲直り。何度も連絡してきたゼッドともディナーに出かけますが、投資話を持ちかけられて「私は自分に投資する」と席を立ちます。
リサの家を姑が訪問。リサの夫ハーバートは空車なのに乗せようとしないタクシードライバーに怒鳴っているところを母親に見られ、ウェクスリー家の人間なら尊厳を捨てるなと叱られてしまいます。
シャーロットはリリーから作曲のために電子キーボードが欲しいとねだられます。自力でどうにかしなさいと伝えた結果、昔買ってあげたシャネルのドレスなどを売りさばかれてしまい驚愕。その後、リリーの自作の曲を聞かされたシャーロットは「自分はいい子でいないといけない。自分らしくいられない」との歌詞を聴いて複雑な気持ちに。服を買い取った店に押しかけますが、結局諦めます。
夫アンドレとまだ仲直りしていないナヤ。浮気はまだしていないが、もうすぐ起きるかもと言う彼に解決法を聞くと、「代理出産」という答えが。その発言にキレたナヤは、家にある夫のものを片付けながらミランダに電話して怒りをぶちまけます。
ロスで依存症の会に出たミランダは、アリーという女性と知り合い、ビーチの掃除に誘われます。その掃除中にナヤと話していたミランダは携帯電話をなくし、帰ることができません。近くにいた人に電話を借りてキャリーに連絡してチェの番号を聞き、今度番組で共演するトニー・ダンザとのディナーを控えているチェの代わりに別の人を迎えによこしてもらいます。そして迎えに来た男性ライルはなんとチェの夫!ミランダは自分がキャリーの番号は覚えているのにチェの番号は知らないことに愕然。そして戻ってきたチェに結婚のことを聞くと、離婚手続きが面倒だからそのままにしているだけだと返されます。
キャリーはポッドキャスト番組の宣伝のため、ヴァギナについて話さなければならないことに。用意された文面はしっくりこないので自分の言い方を探しますが、そうこうしている間に経営が苦しかったスタジオは売られてしまいます。結果ポッドキャスト番組は打ち切りに、そして先に進むことができなければ終わりにしたいと言うフランクリンとも別れます。
エピソードタイトルにある通り、キャラクターそれぞれが自分らしくあろうとする様が描かれます。とはいえ、それがあくまで自分の考えを貫くものだったり、ほかの人の意見に耳を貸すものだったり、折衷案を取ってみたはずがうまくいかなかったりと様々なパターンが用意されており、『セックス・アンド・ザ・シティ』時代からの、らしい展開に。
シーズン1の時から名前は出ていた俳優、トニー・ダンザ(『クラッシュ』)がついに登場。本人が言うようにイタリア系なので、メキシコ系であるチェの父親役を演じることに世間から反発が起きているというくだりは、もしかしたら実体験なのかもしれませんね。
「社会が何と言おうが、自分の幸せは自分で決める。」と語る脚本家のマイケル・パトリック・キングに、作品やキャラクターに込めた想いを聞きました。
キャリーの親友・ミランダ・ホップスを演じるシンシア・ニクソンに、ミランダの変化や人生で学んだことについて聞きました。
キャリーの親友・シャーロット・ヨークを演じるクリスティン・デイヴィスに、シャーロットの変化と成長から全作品の中でのお気に入りのシーンまで振り返っていただきました。
キャリーと共に年を重ねてきたサラにとって、キャリーという存在とは?サラにこれまでの歩みと、新シリーズについて聞きました。