『AND JUST LIKE THAT... シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第6話「凍えるNY」のあらすじや感想・レビューを紹介します。
<※ネタバレあり>
キャリーは新刊プロモーションのため、ニューヨークが大雪に見舞われる中で寡婦の集会(ウィドー・コン)に出席することに。家に引きこもっていたチェに付き添ってもらいますが、自分の出番の直前に出た辛口コメディアンのマディが死をネタにしたジョークで大ウケしているのを見て焦ります。チェに教わったつかみの冗談はウケませんが、ビッグの死について綴った本を朗読した後には大きな拍手を浴び、袖にいたマディからも「時には泣くことも大事ね」と声をかけられます。その夜、元婚約者のエイダンに久々に連絡するかどうか数日前から悩んでいたキャリーは、思い切って彼へメールを送るのでした。
リリーから「彼氏と初エッチする!」と宣言されたシャーロットは、コンドームがないと電話が来て、慌てて大雪の中、買いに行くことに。なんとか手に入れたコンドームを届けたシャーロットは、ハグを拒んでいたリリーから「ありがとう!」と抱きしめられます。
ミランダは、以前スティーブが「結婚指輪は絶対に外せない」と言っていたとキャリーから聞かされ、彼と腹を割って話し合うことに。しかし話し合いは熱を帯び、激高したスティーブから「君は俺のこともブレディのことも必要としていなかった。俺たちの人生から出ていけ!」と言われてしまいます。我に返った彼になだめられ、二人でしばらくベッドに横になって落ち着きを取り戻したミランダは傷つけたことを謝りますが、直後にベッド脇でコンドームの袋を発見。実はスティーブもしっかりお相手を見つけていたと知ったミランダは、離婚に必要な書類を用意すると告げて出ていきます。チェの家を訪ねたミランダが「友達のままでいられるうちに別れるべきだった」とスティーブとのことを話すと、最近喧嘩ばかりだったチェから「私たちの関係もそうだよ」と別れを切り出されます。
シーズン2配信前から再登場すると発表されていた、キャリーの元恋人エイダンの話題が!映画2作目でパパになった姿を披露していた彼がその後どうしていたかが今回軽く語られ、実際に姿を見せるのに向けていいフリになっています。
第5話に続いて、このエピソードでもミランダ役のシンシア・ニクソンが監督を担当(シリーズ通算では3回目)。それもあってか、ミランダとスティーブが正面から向き合った場面では、演者2人が思いっきりぶつかり合い、迫力あるシーンに仕上がっています。
ちなみに、ケリー役のレイチェル・ドラッチは、長寿コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に長年出演するコメディアン。
「社会が何と言おうが、自分の幸せは自分で決める。」と語る脚本家のマイケル・パトリック・キングに、作品やキャラクターに込めた想いを聞きました。
キャリーの親友・ミランダ・ホップスを演じるシンシア・ニクソンに、ミランダの変化や人生で学んだことについて聞きました。
キャリーの親友・シャーロット・ヨークを演じるクリスティン・デイヴィスに、シャーロットの変化と成長から全作品の中でのお気に入りのシーンまで振り返っていただきました。
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