今夏、フランス代表MFラヤン・チェルキが、リヨンからマンチェスター・Cに約3,045万ポンド(約60億円)といわれる移籍金で加入した。本人も加入前からソーシャルメディアで感じていたという、ファンの熱狂的な歓迎。それに応えるように、インタビューで力強く、新天地での意気込みを言葉にした。
「すべての人々に喜びを届けるためにここにいる」
──ラヤン、マンチェスター・Cへようこそ。そして、契約おめでとうございます。シティへの加入を非常に熱望していたと聞いています。
チェルキ:マンチェスター・Cでプレーできることに、とても興奮しています。ヨーロッパで最も大きなクラブですからね。 僕にとって、そのプレースタイルが大好きだということは非常に重要でした。 これは僕自身の選択であり、キャリアにおける最良の選択だと信じています。マンチェスター・Cは僕にとって最高のクラブです。
──あなたをシティで見られるかもしれないと、ファンは非常に沸き立っていました。その興奮に気づいていましたか?
チェルキ:はい、ソーシャルメディアで見ていました。 ですが、僕は仕事をするために、プレーするために、そしてチームメイトを助けるためにここにいます。その瞬間を、今か今かと待ちわびています。
──以前、自分のプレーでサポーターを席から立たせ、楽しませたいと語っていましたね。ファンがエティハド・スタジアムにあなたのプレーを観に来たとき、何を期待できるでしょうか?
チェルキ:僕のスタイルはシンプルです。ボールを持ってプレーするのが大好きなんです。 スキルを駆使すること、そしてチームメイトを助けることが好きですね。 ピッチの上で喜びを生み出すために、僕はここにいます。それが僕にとって、とても重要なことなんです。
──ジョゼップ・グアルディオラ監督の実績は、彼がサッカー史上最高の指導者の一人であることを物語っています。ペップや彼のコーチングスタッフと一緒に仕事ができることを、どれほど楽しみにしていますか?
チェルキ:僕にとって彼は世界最高の監督であり、サッカーの歴史上でも最高の指導者だと思っています。 彼のもとで仕事ができるのは、本当に名誉なことです。 彼のチームでプレーするのを心待ちにしています。
──ペップは選手たちに非常にハードワークし、しっかり守備をし、ボールを失ったときには奪い返すことを求めます。その一方で、ボールを持っているときには自由にプレーし、自分自身を表現することを好みます。その準備はできていますか?
チェルキ:ええ、できています。この瞬間のために努力してきましたから。 これこそがトップレベルであり、その舞台に立つのが待ちきれません。
──あなたのプレーをあまり見たことがない人のために聞きますが、どのポジションでプレーするのが一番好きですか?
チェルキ:希望はトップ下、いわゆる“10番”のポジションです。 でも今は、ピッチのどこでプレーするかは重要ではありません。 ただピッチに立って、プレーを楽しみ、そして勝利する。それだけを望んでいます。
──これまでどれくらいプレミアリーグの試合を見てきましたか?そして、プレミアリーグでプレーする準備はできていると感じますか?
チェルキ:はい、準備はできていると思います。プレミアリーグの試合はいつも見ていましたから。 僕にとって、プレミアリーグは世界最高のリーグです。 エティハドで、そしてチームメイトと一緒に試合をするのが待ちきれません。
──リヨン在籍時には、イングランドのチームと対戦した経験がありますね。直近では、マンチェスター・Uからゴールも決めました。その経験は、シティへの加入をさらに楽しみにさせましたか?
チェルキ:ワールドカップやチャンピオンズリーグのような大きな大会でプレーすることは、僕にとって非常に重要です。 マンチェスター・Cが僕を求めてくれていて、そのシティがチャンピオンズリーグで戦っている。これは大きな意味を持ちます。
なぜなら、僕はキャリアを通じてすべてのカップ戦でプレーしたいと思っているからです。 そして今が、チャンピオンズリーグでプレーする絶好のタイミングだと感じています。
──シティには、ハーランド、マルムシュ、フォーデン、ドクといった素晴らしい攻撃的な選手が揃っています。彼らと一緒にプレーすることを楽しみにしていますか?
チェルキ:ええ、彼らは本当に素晴らしい選手たちで、世界最高のプレーヤーです。 僕は彼らに良いボールを供給し、チームメイトと共にプレーを楽しみ、そして世界中のファン、クラブ、すべての人々に喜びを届けるためにここにいます。
──最後に、マンチェスター・Cのファンへメッセージをお願いします。
チェルキ:皆さん、本当にありがとうございます。皆さんのためにプレーし、チームメイトと喜びを分かち合うのが待ちきれません。カモン・シティ!