プレーオフ最終戦、松山英樹は最終日「69」で29位 苦しいシーズン、それでも復調の兆し「いいゴルフはでき始めている」|ツアー選手権
PGAツアープレーオフシリーズ最終戦『ツアー選手権』(8月21〜24日/イーストレイクGC)が閉幕し、松山英樹は最終日を5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「69」でホールアウト。通算スコア+3の29位で、米ツアーの今季を終えた。
U-NEXTでは、9月11日〜14日に大洗ゴルフ倶楽部で行われる『ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会』を全日程ライブ配信する。
同大会は、JLPGAツアーにおける4大公式メジャーの一つ(残り3つはワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ、日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ)。1968年に第1回大会が開催され、日本女子プロゴルフ界で最も伝統ある大会の一つとされている。
先月の『北海道 meiji カップ』で最終日4打差8位タイから逆転し、今季初優勝を手にした河本結は、どのような心境で今大会に臨むのか。開幕直前のインタビューでの言葉をお届けする。
──ついに日本女子プロゴルフ選手権の時期が来ました。改めて、今大会に向けた気持ちを聞かせてください。
河本:日本一の女子プロを決める大会なので、すごく気持ちが入ります。
──今大会の舞台、大洗ゴルフ倶楽部での開催は女子ツアーで初めてです。コースにはどのようなイメージを持っていましたか?
河本:とにかくトリッキーなイメージです。ショットをしっかり狙ったところに打っていかないと、松林もあって狙えなくなってしまいます。それに加えて、今週はラフがすごくきついセッティングです。やはりショットが大事になってくるかなと思っています。
──今大会は「プロNo.1決定戦」とも言われます。河本プロが、プロゴルファーとして最も大事にしていることは何でしょうか。
河本:一番大事にしているのは、ゴルフとすごく向き合うことです。プロである限り、すべてをゴルフのために。食事や体のことだけでなく、私たちは常に見られる仕事なので、ウェア選びもそうです。技術、練習も含めて、すべてにおいて妥協せず、時間をかけて極めなければなりません。それがプロなのかなと思っています。
──今シーズンは非常に安定した成績を残し続けています。観客から見ても「さすがプロ」と感じるプレーが多いですが、ご自身の中で特にこだわっている部分はありますか?
河本:プレーにおいて、何か特別なこだわりがあるわけではありません。ですが、試合に臨むにあたって、120%の準備をしています。試合中は自分を信じて、自信を持って楽しくプレーができています。
笑顔でプレーしている裏側には、時間をかけて準備しているとか、ゴルフと向き合うとか、誰よりもやっているという自信とか。なかなかお見せできる部分ではありませんが、見えないところでの準備があるからこそ、今の自分があるということは伝えたいですね。
──平均ストロークでも常に上位につけ、シーズン終盤戦に向けても期待が高まります。今後の戦いへの意気込みと、今大会をその中でどう位置づけているか教えてください。
河本:もちろん、私は年間女王になると、自分を信じてプレーしています。そして、今その目標を狙える位置にいると思っています。
今週のコースは、ショットの正確性に加えて小技の技術も試されるので、すごく自分に向いていると感じています。しっかりと自分のマネジメントをして、自信を持って戦いたいです。そうすれば、きっと良い結果につながると思っています。
PGAツアープレーオフシリーズ最終戦『ツアー選手権』(8月21〜24日/イーストレイクGC)が閉幕し、松山英樹は最終日を5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「69」でホールアウト。通算スコア+3の29位で、米ツアーの今季を終えた。
PGAツアープレーオフシリーズ最終戦『ツアー選手権』(8月21〜24日/イーストレイクGC)が開幕し、松山英樹は4バーディ、3ボギーの1アンダー(21位タイ)で初日を終えた。 この日は本人が「最近ではなかった」と語る粘り強いプレーが光った。難しい局面でもパーを拾い続け、大崩れしない安定感を披露。「(明日)4アンダー、7アンダーと出していかないと」と、2日目の上位浮上へ力を込めた。
PGAツアープレーオフシリーズ最終戦『ツアー選手権』(8月21〜24日/イーストレイクGC)に挑む松山英樹は、先週の体調不良から回復し「昨日今日もしっかり練習できた」と語る。プレーオフ初戦のフェデックスセントジュード選手権17位タイ、第2戦BMW選手権は26位タイと踏みとどまり、最終戦への切符を手にした。頂点を見据え、通算11度目のイーストレイクに臨む。
PGAツアープレーオフシリーズ初戦となる『フェデックスセントジュード選手権』。前年優勝者で大会連覇を目指した松山英樹は、最終日を6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算7アンダーの17位でフィニッシュした。試合後の表情と言葉からは、もどかしさも垣間見えた松山。数日後には、プレーオフ第2戦となる「BMWチャンピオンシップ」(14日~17日)に臨む。
PGAツアープレーオフシリーズ初戦となる『フェデックスセントジュード選手権』(8月7日〜10日)。前年優勝者で大会連覇を目指す松山英樹は初日を「69」で回り、1アンダーで27位の位置につけた。「苦しんだ一日」となった初日を乗り切り、上位浮上を目指して2日目以降のラウンドに臨む。