河本結、「120%の準備」を支えに“女子プロNo.1”を決める舞台へ 「年間女王になる。そう信じてプレーしている」|ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会
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河本結、「120%の準備」を支えに“女子プロNo.1”を決める舞台へ 「年間女王になる。そう信じてプレーしている」|ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会

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U-NEXTでは、9月11日〜14日に大洗ゴルフ倶楽部で行われる『ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会』を全日程ライブ配信する。

同大会は、JLPGAツアーにおける4大公式メジャーの一つ(残り3つはワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ、日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ)。1968年に第1回大会が開催され、日本女子プロゴルフ界で最も伝統ある大会の一つとされている。

先月の『北海道 meiji カップ』で最終日4打差8位タイから逆転し、今季初優勝を手にした河本結は、どのような心境で今大会に臨むのか。開幕直前のインタビューでの言葉をお届けする。


──ついに日本女子プロゴルフ選手権の時期が来ました。改めて、今大会に向けた気持ちを聞かせてください。

河本:日本一の女子プロを決める大会なので、すごく気持ちが入ります。

──今大会の舞台、大洗ゴルフ倶楽部での開催は女子ツアーで初めてです。コースにはどのようなイメージを持っていましたか?

河本:とにかくトリッキーなイメージです。ショットをしっかり狙ったところに打っていかないと、松林もあって狙えなくなってしまいます。それに加えて、今週はラフがすごくきついセッティングです。やはりショットが大事になってくるかなと思っています。

──今大会は「プロNo.1決定戦」とも言われます。河本プロが、プロゴルファーとして最も大事にしていることは何でしょうか。

河本:一番大事にしているのは、ゴルフとすごく向き合うことです。プロである限り、すべてをゴルフのために。食事や体のことだけでなく、私たちは常に見られる仕事なので、ウェア選びもそうです。技術、練習も含めて、すべてにおいて妥協せず、時間をかけて極めなければなりません。それがプロなのかなと思っています。

──今シーズンは非常に安定した成績を残し続けています。観客から見ても「さすがプロ」と感じるプレーが多いですが、ご自身の中で特にこだわっている部分はありますか?

河本:プレーにおいて、何か特別なこだわりがあるわけではありません。ですが、試合に臨むにあたって、120%の準備をしています。試合中は自分を信じて、自信を持って楽しくプレーができています。

笑顔でプレーしている裏側には、時間をかけて準備しているとか、ゴルフと向き合うとか、誰よりもやっているという自信とか。なかなかお見せできる部分ではありませんが、見えないところでの準備があるからこそ、今の自分があるということは伝えたいですね。

──平均ストロークでも常に上位につけ、シーズン終盤戦に向けても期待が高まります。今後の戦いへの意気込みと、今大会をその中でどう位置づけているか教えてください。

河本:もちろん、私は年間女王になると、自分を信じてプレーしています。そして、今その目標を狙える位置にいると思っています。

今週のコースは、ショットの正確性に加えて小技の技術も試されるので、すごく自分に向いていると感じています。しっかりと自分のマネジメントをして、自信を持って戦いたいです。そうすれば、きっと良い結果につながると思っています。

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