『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第2話「悲しみのブラックドレス」のあらすじや感想・レビューを紹介します。

＜※ネタバレあり＞

第2話「悲しみのブラックドレス」のあらすじ

突然にビッグを失ったキャリーは、ミランダに電話をして泊まってもらうことにします。その後、シャーロットに付き添ってもらって葬儀場の見学に行きますが、ビッグと旅行へ行くはずだったキャリーを発表会に誘った罪悪感からシャーロットが号泣したので、彼女を帰すことに。結局ひとりで葬儀場を選んだキャリーは、葬儀場を花を飾らないつもりでしたが、思いがけない人から花を贈られて受け入れることにします。

葬儀にはキャリーが出演するポッドキャストの司会を勤めるチェ・ディアスたちも参列。その席で、未成年のブレディがチェにもらったハッパを吸ったことから、チェのことを知らないミランダが激高。その後にキャリーから紹介されて気まずい思いをすることになります。

ショックもあって眠れない夜を過ごしていたキャリーは、葬儀でも涙を見せていませんでした。でも、ビッグの遺灰が手違いで手元に届いたことから、ミランダとスタンフォードを家に招きます。そこへ予告なしにやってきたシャーロットと口論になり、キャリーはようやく感情を爆発させ…。

第1話のラストで悲劇に見舞われたキャリーが友人たちに慰めてもらう展開は映画1作目を彷彿とさせます。前回キャリーに笑い方を思い出させたのがシャーロットであったことを考えると、今回もシャーロットがキャリーの感情の発露をもたらすのは自然な流れと言えるかもしれません。

ドラマシリーズの頃からキャリーやミランダ、シャーロットの関係性がそれぞれ微妙に異なるところは女性ドラマならではの細やかさですが、その傾向はこのエピソードでも健在。また、今は疎遠になっているサマンサの絡め方も効果的に見せています。

ちなみに、参列客の中で目立っていたスーザンは、『セックス・アンド・ザ・シティ』のシーズン2と4に1話ずつ登場しています。彼女はキャリーを許すと言っているものの、なぜ怒っていたのかは、過去シーズンを見てもわからないのです。

AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章

2021年｜アメリカ

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