12階級、12人の新人王が決定! 「第71回 全日本新人王決定戦 WHO'S NEXT 特別編」観戦レポート!
12月21日開催のボクシング「第71回 全日本新人王決定戦 WHO'S NEXT 特別編」。全12試合をレポート
昨年12月15日開催された、U-NEXT BOXING第1弾「IBF世界バンタム級タイトルマッチ 西田凌佑 vs アヌチャイ・ドーンスア」の配信期限迫る!
現在、ボクシング主要4団体のバンタム級王者は全て日本人。IBF王者の西田凌佑をはじめ、WBC王者の中谷潤人、WBA王者の堤聖也、WBO王者の武居由樹が君臨する。
西田凌佑は、昨年5月に難敵エマヌエル・ロドリゲスからダウンを奪う完勝でタイトルを獲得し、ビッグサプライズを起こした!今回は、真価が問われる初防衛戦。
個性溢れるバンタム級王者の中でも、西田僚佑のディフェンス技術の評価は高い。あとは、インパクトのある勝ち方で存在感をアピールし、ビッグマッチに繋げることが出来るのか!
本記事では、“熱烈ボクシング応援団”目線での見どころをお知らせ!
これまで9戦9勝1KOと、全勝でIBF王者になった。KO決着は少ないが、抜群のディフェンス技術とクレバーな試合運びで、有識者の中では“最も倒しにくい”王者として評価は高い。しかし、井上尚弥選手と戦ったエマヌエル・ロドリゲスからダウンを奪うなど、攻撃力も進化中。初防衛戦のリングでどんなパフォーマンスを見せるのか注目が集まった!
16戦16勝と全勝をキープ。フィジカルとハートの強いファイター。
なんと西田選手、試合3週間前に右脇腹を痛めてスパーリングの実戦練習を一切できないままのぶっつけ本番だったとのこと。攻守に使い分ける右リードジャブ、伝家の宝刀である左ボディに注目!
2022年9月に矢吹正道選手に敗れてから、6連勝と波に乗るOPBF東洋太平洋王者。アグレッシブかつ豊富な手数で押し切るボクサーファイター。
“マタドール”の異名を持つ技巧派サウスポー。WBO世界ミニマム級につづき、ライトフライ級で2階級制覇を目指す。この試合に勝利すれば、次は念願の世界戦!持ち前の打たせずに打つ華麗なボクシングで、強豪タノンサックに挑む!
非常に緊迫感のあるシーソーゲーム!お互いに良い所が出た好勝負で、どちらの腕が上がっても不思議ではなかった。高度な技術戦に注目!
WBOアジアパシフィックミドル級王者。13戦12勝(6KO)1敗の戦績だったが、唯一の1敗は、今回対戦する竹迫選手に1回KO負けしたもの。当時、日本王者だった竹迫選手には敗れたが、現在は国本選手がWBOアジアパシフィック王者。立場を入れ替えた大一番で、リベンジなるか!
元日本ミドル級王者、元OPBF東洋太平洋ミドル級王者の肩書を持つハードパンチが信条のボクサーファイター。実に17勝のうち15がKO勝利で、そのほとんどが3ラウンド以内というパワーが持ち味。
1回からバチバチの打ち合いに!ミドル級ならではの重量感と、豪快なKOシーンに注目!
OPBF東洋太平洋バンタム級1位。12戦12勝7KO無敗を誇るサウスポーのファイター。多くのフィリピン人ボクサーのように左右フックを豪華に振り回すスタイルで、1回からフルスロットルで突進してくる。
日本バンタム級7位。2024年4月に下町俊貴が持つ日本スーパーバンタム級王座に挑戦するが、5回TKO負け。今回は、4年ぶりにバンタム級に落とし、泥臭くても食らいついてタイトル獲得を目指す。
一瞬も目を離せない、衝撃の秒殺KO劇!ボクシングの面白さと恐ろしさをまざまざと見せつける!
前日本Sフェザー級王者、日本スーパーフェザー級1位。豊富な手数と多彩なパンチで、打ち合いを好む好戦的なボクサーファイターだが、実戦から培った試合運びの上手さを合わせ持つ。言わば、心はホットに頭はクールに戦うクレバーな試合巧者。
日本スーパーフェザー級2位。アマ戦績32戦23勝9敗、関西大学リーグ戦での優勝経験もある。プロ転向後は次々と日本ランカーを撃破し、4戦目で最強挑戦者決定戦のチャンスを掴んだ。持ち前の強打で、歴戦の雄に挑む。
なるか下剋上!キャリア豊富で難攻不落の前チャンピオンと全勝ホープがぶつかり合う、魂のこもった打撃戦が凄い!
日本バンタム級ユース王者、日本バンタム級8位。東洋大学ボクシング部出身でアマ戦績60戦41勝9敗、2023年7月プロデビュー。シャープなジャブで試合をコントロールする技巧派サウスポー。
アマ戦績29戦22勝7敗、2021年10月にプロデビュー。サウスポースタイルから放つ、タイミング抜群のカウンターパンチャー。
ジャブは世界を制す!サウスポー同士の一戦は、優れたジャブで魅了する!
WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級12位、OPBFスーパーフェザー級12位。いずれも敗れてはいるが、エマニュエル・ナバレッテ、下町俊貴、堤駿斗、藤田健児と対戦経験がある。
2019年5月、34歳の時に引分けでプロデビュー。以降、7連勝6KOで日本ランカーに。現在39歳で、元世界ランカーと対戦する。
ボクサー人生をかけたサバイバルマッチ!勝って再浮上するのはどっちだ!
U-NEXT BOXING第1弾「IBF世界バンタム級タイトルマッチ 西田凌佑 vs アヌチャイ・ドーンスア」は、西田凌佑選手が、しっかりとKOで決着を付けて存在感を示してくれた。しかし、右脇腹を痛めていたなんて、全然分からなかった!くしくも、年末に予定されていたビッグマッチが次々とキャンセルされるなか、西田選手の初防衛戦に向ける熱い気持ちと、責任感に最敬礼だ!ただし、くれぐれも無理はしないで欲しい。
そんなコンディションでのKO勝利は、大きな自信となり、今後の防衛戦ではKO勝利が増えるに違いない。かつての長谷川穂積さんのように。
統一戦も含め、ますます今後のバンタム級戦線が楽しみになる試合だった!西田選手、初防衛おめでとう!そしてお疲れ様でした!
U-NEXTでは、今回レポートした「U-NEXT BOXING IBF世界バンタム級タイトルマッチ 西田凌佑 初防衛戦」を2025年1月14日まで配信中!
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