2025年8月10日(日本時間)、ウェンブリー・スタジアムで行われた『FAコミュニティ・シールド』は、昨季FA杯王者のクリスタル・パレスがプレミア王者リヴァプールに2-2(PK3-2)で勝利し、初優勝を飾った。
日本代表の遠藤航はこの試合、1点リードで迎えた71分から途中出場。チームはその後77分に追いつかれ、最終的に新シーズン一つ目のタイトル獲得を逃した。遠藤は試合後、「勝ちたい試合だった」と悔しさをにじませつつも、「結果にこだわってやっていきたい」と間近に迫ったプレミア開幕へ前を向いた。
──まずは試合お疲れ様でした。試合を終えた感想をお願いします。
遠藤:勝ちたい試合だったので、負けて残念です。
──昨シーズンも多かった途中からの出場となりましたが、今シーズンもチームの中で任されている役割に大きな変化はありませんか?
遠藤:どうですかね。センターバックでプレーしたりとか、サイドバックはそんなにないと思いますけど、ポジションが変わったりはしているので。
今日みたいにベンチからスタートするのであれば、センターバックもできるし、今回みたいに中盤に入って最後ゲームを締めるみたいなところは、自分の役割として引き続き、昨シーズンのようにやっていかなきゃいけない。今日はそれができなかったので、課題はありますけど、チームの勝利のためにこれからやっていければなと思っています。
──およそ20分間の中で強度の高いプレーもいくつか見られましたが、リーグ開幕戦に向けてコンディションはいかがですか?
遠藤:プレシーズンも含めて、すごくいいトレーニングがチームとしてはできているので。コンディションは悪くはないです。
ですけど、やっぱり結果を残さないと評価されないと思っているので。引き続きコンディションをキープするのは当たり前というか、やらなきゃいけないところで、結果にこだわってやっていきたいなと思います。
──新加入選手が結果を残した試合になりましたが、新しいメンバーは遠藤選手から見てどれぐらい適応していますか?
遠藤:すごくみんな、すんなり馴染んでいるのかなと思います。もともといる選手たちも、僕も含めて、新しく入った選手たちに話しかけたりとか、コミュニケーションをしっかり取りながらやれていると思うので。すごくフィットしてきているなと思います。
──最後に来週のプレミアリーグ開幕節への意気込みを教えてください。
遠藤:またシーズンが始まるということで、個人的にはすごく楽しみにしています。昨シーズン優勝しましたけど、また厳しい戦いが続くと思うので。一試合一試合、チームみんなでいい準備をして、連覇できるようにみんなで頑張っていけたらと思います。