社会現象を巻き起こしたTBS日曜劇場『VIVANT』の続編が、2026年に放送決定。主演を務めた堺雅人さんと福澤克雄監督が取材会に登壇しました。
2023年7月に放送された本作。予測不能なストーリーと圧倒的な映像美、豪華俳優陣の共演で多くの視聴者を魅了しました。今回、主役・乃木憂助を演じた堺さんが朝のニュース番組『THE TIME,』に生出演し、続編をサプライズ発表。生放送終了後、取材会に出席しました。
すでに続編の台本を読んだという堺さん。読み終えたあと「『こんなに喋るのか〜』と(思った)」とコメントして記者を笑わせます。続けて「まずサラッと『うわ〜面白かった〜』と読めるんですけど、『待てよ。これは何月何日何時の話だ?』、『あの人がここにいるってことは、それは俺も知ってるのか?知ってるわ…知ってるんだったら、こんな顔してるのかな』とか…もう暇つぶしに持ってこいですね!」と笑顔に。
シーズン1を読み返して補完することもあるそうで「ずっと読んでいられます。普通だったら起承転結があって終わりなんですけど、裏にもう1個あって、さらにもう1個ありそうな感じがあるんだかないんだか…。複雑だけど、それぞれに神経が行き届いていて、本当にすごいです。頭だけで分かったつもりにならない。喋っただけで喋った気にならない…と、常に自分を戒めながら撮影をやるんじゃないかなと思います」と語りました。
そんな堺さんの俳優としての魅力について「堺さんじゃなかったらF(乃木の別人格)は出さないですよ」と福澤監督。「(Fを)前シーズンでやって『やっぱできるのか。この人はすごいな』と思いました。これを両方やるのは大変ですよ。『だから今度(シーズン2)はFをもうちょい増やしてみようかな』とかね」と含み。続けて「(過去にタッグを組んだ)『半沢直樹』のときに、30ページの台本があって、ほとんど(堺さんが)ひとりで喋るんですけど、10テイクくらいやっちゃった。それでも1回も間違えなかった。『この人おかしいな』と。『この人はやっぱり特別で、役者になるために生まれてきた人なんだな』と脳裏に焼き付いたので、今回そのレベルにあった役を作りました」と笑いを交えつつ、乃木が誕生した経緯も明かしました。
続編について福澤監督が「第1シーズンに出てきた人たちや、途中で消えちゃった人も全部重要人物」とこぼす一幕も。ひと足早く続編のラストを知った堺さんは「今回の第2シーズンの最後は(台本を読んで)声が出ました。『えー!これどうすんの!?』と思いました」と明かします。
今回も海外ロケを実施予定とのこと。福澤監督が「超親日国だけど、日本人はよく知らない、面白い神話のある国」とヒントを出すと、堺さんも「僕は万博でその国のパビリオンに行きました。楽しみだなと思いました」と振り返りました。
『VIVANT』続編は2026年に日曜劇場枠で放送予定です。お楽しみに!
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