ドラマ『ひだまりが聴こえる』第12話、永遠に続いてほしい…太一と航平の日常が尊すぎた
第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
中沢元紀・小林虎之介が主演を務めるヒューマンラブストーリー『ひだまりが聴こえる』が7月17日、U-NEXTで独占先行配信された。第4話では、太一(小林虎之介)と航平(中沢元紀)がお互いを思い合うあまりすれ違う展開に。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
お互いを思い合っているからこそ、すれ違ってしまう時がある。『ひだまりが聴こえる』の第4話は、まさにそんなもどかしい回だった。
太一の新しいアルバイト先は、第3話で登場したあのカフェレストラン。航平に好意を持つ女子が太一を呼び出し「杉原くん、かっこいいなと思って」「手話で会話とかに憧れてた」とデリカシーのない発言をした場所だった。
その場所に「偶然行ったら、アルバイト募集していて」と太一。これを聞いた航平は「誰と行ったの?」と少しやきもちを焼いたような表情で問いただす。
航平を傷つけたくない太一は「誰だっていいだろ!」とごまかすのだった。
しかし、この返答に航平はモヤモヤ。
やはり自分と太一は違う世界に住んでいるから、太一は教えてくれないのだろうか……と以前の陰のある航平の表情を覗かせたのだ。
そんなモヤつきが残ったまま迎えた夏休み。
航平は母からの薦めで太一のことを、夏祭りに誘う。それに快諾する太一。「よかった、太一と航平はいつもどおりのままだ」ーー視聴者としてそう思ったのも束の間、この夏祭りの日が2人の関係を大きく揺るがす日となってしまった。
久しぶりに太一と会うことで、自分にとっては思った以上に、太一が生活の中心となっていたことに気づいた航平。そして「急にわかった。太一にすごく会いたかったんだって」と告白、太一はおどけて「そんなに俺のことが好きだったのか?」と返すと「好きだよ」と一言真剣な眼差しで伝えたのだ。ここでの航平の静かに、ゆっくりと言葉を噛み締めながら思いを伝えるシーンがたまらない。
しかし、この直前、航平は自分の聴力が弱まっているという現実を突き付けられていた。だから、呟く。「嫌だな、あれ(太一が美味しそうにご飯を食べるときの声)が聞こえなくなるの嫌だな」と。
そして、もう1つ、知ってしまった辛い現実“あの日”太一が女子と2人でカフェレストランに行ったことを問い詰めた。それは太一が自分に女の子を紹介しなかった理由が気になるからである。でも、太一は頑なに言わない。航平を色眼鏡で見る人のことが気に食わないし、その人とつながることで航平が傷つくことは嫌だから。
しかし、太一が隠しごとをすることを航平は「もしかしたら自分の存在は太一にとって迷惑なのかもしれない」と捉えてしまう。
その結果、航平は2学期から太一と距離を置くように。「ノートテイカーは他の人に頼むことにする。今まで無理させてごめん」と連絡し姿を消した。
果たして、航平と太一の関係はここからどうなってしまうのか。
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第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
第11話では、太一が自身の夢を追求するために大学を退学。航平とのキャンパスライフに終止符を打った。
第10話では、手話関連ビジネスを展開する会社で働き始めた太一がある決断をすることに。一方、航平が太一への思いを吐露する場面も。
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