バラエティ豊かなジャンル・作品が揃った2025年の夏ドラマ。ドラマファンが特に注目しているのはどの作品なのか──？ 

医療現場の新たな挑戦を描く社会派ドラマ、人気漫画の世界が新章としてよみがえる青春劇、大胆な設定の刑事アクション、心温まるヒューマンストーリーなどなど、個性あふれる作品が目白押しで、ドラマ好きには見逃せない夏になりそうです。 

U-NEXT SQUAREでは、ドラマファンのみなさん300人に「期待している2025年の夏ドラマ」を選んでいただきました。注目のトップ10作品について、その見どころを紹介します！ 

19番目のカルテ

7月13日（日）夜10時スタート

松本潤が約7年ぶりに日曜劇場主演で初の医師役に挑戦！18の専門分野に分けられた日本の医療界で、19番目の新領域として新設された「総合診療科」を舞台に、患者の病気だけでなく心や生活背景までを診て、生き方そのものに手を差し伸べる医師の奮闘を描いたヒューマン医療エンターテインメント。 

松本が演じるのは、総合診療医・徳重晃。新米整形外科医を演じる小芝風花をはじめ、外科部長を父にもつエリート外科医・新田真剣佑、小児科医・木村佳乃といった豪華キャストによる専門医だらけの総合病院で、徳重は“問診”だけで患者の症状と対峙していく。新領域の主人公を松本がどう演じるのか期待が止まらない。そして日曜劇場らしい、従来の医療システムへの社会的な問題提起の重厚さにも期待したい。 

ちはやふる－めぐり－

7月9日（水）夜10時スタート

競技かるたに青春をかける高校生たちの姿を熱く描き、累計発行部数2900万部超えの大ヒットとなった漫画『ちはやふる』。広瀬すず主演の映画3部作は大ヒットするだけでなく、今まさに大活躍する俳優を多数輩出した“青春映画の金字塔”となっている。 

今回、原作者・末次由紀も脚本に関わり、映画版の10年後を描いたオリジナルストーリーとしてドラマ化した本作。主人公・藍沢めぐるを演じる當真あみをはじめとした次世代の若手俳優陣が、令和の高校生たちによる新たな物語を紡ぐ──。 

上白石萌音が前作キャラの大江奏役で主人公たちの顧問を務めるほか、広瀬すず、野村周平ら、前作の瑞沢高校・競技かるた部メンバーが集結する点も注目。友情・恋愛模様が爽やかに描かれ、前作ファンはもちろん初見の視聴者も胸が熱くなる、王道の青春群像劇！ 

DOPE 麻薬取締部特捜課

7月4日（金）夜10時スタート

謎に包まれた新型ドラッグ「DOPE」が蔓延している近未来の日本──。DOPEを服用すると死に至る可能性が高いが、極めて稀に“異能力”を覚醒させることがあり、手を出す者が後を絶たない。そんな中、異能力を覚醒させた犯罪者が起こす不可解な事件を追うために、“異能力者を集めて”麻薬取締部特捜科が組織された。 

“超視力”をもつ型破りな先輩刑事・陣内（中村倫也）と新人刑事で“未来予知”能力をもつ才木（髙橋海人）の、性格正反対のふたりによる「刑事バディもの」。“発火”“発電”“瞬間移動”“腕力”“聴力”“嗅覚”などなど、視覚的に痛快な異能力バトルを映像化した「SFヒーローアクションもの」。ふたつの要素を楽しめるSF麻取アクション・エンターテイメント！ 

大追跡～警視庁SSBC強行犯係～

7月9日（水）夜9時スタート

警視庁に実在する“捜査支援分析センター（SSBC）”。初動捜査で犯人の足取りを追うための映像収集や分析、スマートフォンやパソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う“現代捜査のキーマン”とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団だ。そのSSBCの中でも、捜査一課を専門支援する別班“SSBC強行犯係”を舞台に、大森南朋・相葉雅紀・松下奈緒という豪華トリプル主演の3人が、凶悪犯罪に挑む──。 

捜査一課上がりのベテラン刑事・伊垣（大森）、内閣官房長官の甥で一流企業からの転職キャリア刑事・名波（相葉）、伊垣の元妻で所轄たたき上げの熱血捜査一課主任・青柳（松下）という異色トリオが、令和の最先端デジタル捜査と昭和気質のアナログ捜査を駆使して事件に立ち向かうユニークな設定を、ヒット脚本家・福田靖が見事に緻密なストーリーに練り上げている点にも注目！ 

初恋DOGs

7月1日（火）夜10時スタート

清原果耶と成田凌、韓国俳優ナ・イヌが織り成す国境を越えたラブストーリー。愛を信じないクールな離婚専門弁護士・花村愛子（清原）と、動物しか愛せないこじらせ獣医・白崎快（成田）。いずれも愛犬とともにシングルライフを満喫しているが、なんとその愛犬同士が“一目ぼれ”してふたりは出会う。さらには、韓国の財閥のワケアリ御曹司・ソハ（ナ・イヌ）も犬をきっかけにふたりと出会い…。“犬のように真っすぐ愛せない”こじらせた大人たちの不器用な恋が始まる──。 

韓国の人気ウェブトゥーンを原作とし、『愛の不時着』を世界でヒットさせた韓国の制作会社STUDIO DRAGONがTBSと共同制作する点も大注目。世界を魅了したラブストーリーの名手が贈る、犬と人間たちのラブストーリー。 

ひとりでしにたい

綾瀬はるかが“終活”?! 第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したカレー沢薫の同名漫画を原作に、「死と笑いが融合した、笑って読める終活ギャグマンガ」を禁断のドラマ化。 

綾瀬が演じるのは、39歳独身の美術館学芸員・山口鳴海。単身用マンションを購入し、保護猫の魯山人とふたり暮らし。悠々自適の独身生活を満喫していたが、憧れていた伯母の孤独死をきっかけに、“ひとり”と向き合うことに…。はじめこそ「ひとりでしにたくない」と婚活を始める鳴海だが、次第に「ひとりで生きて、ひとりできちんと死にたい」気持ちに気づき、前向きに“より良く死ぬ方法”を模索し始める──。 

介護問題、熟年離婚、孤独死、老後資金問題…、大人たちが出くわす重い題材を、ブラックユーモアたっぷりに、コミカルかつ温かく描きだす前代未聞の“終活ドラマ”。

ひとりでしにたい

2025年

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しあわせな結婚

7月17日（木）夜9時スタート

阿部サダヲと松たか子が、タイトルとは裏腹な、“秘密”を抱えた夫婦を演じる。 

原田幸太郎（阿部）は、世間の注目を集める数々の裁判で無罪を勝ち取る敏腕弁護士で、テレビでも人気を博す多忙な日々を送っていた。50年間独身主義を貫いてきた幸太郎だったが、感情を見せないミステリアスな女性・鈴木ネルラ（松）に出会い、その魅力に運命を感じ、電撃結婚する。しあわせな新婚生活が始まったのだが、「妻は、何かがおかしい──」。実はネルラはある“大きな秘密”を抱えていた。 

幸太郎の運命さえも大きく動かす秘密を知ってもなお、妻を愛し続けることができるのか？大石静によるオリジナル脚本で、結婚の裏に潜むミステリーと、夫婦の愛が試される展開に引きこまれること必至。大人の視聴者に刺さる上質なマリッジ・サスペンス。 

明日はもっと、いい日になる

7月7日（月）夜9時スタート

海辺の児童相談所を舞台に、福原遥と林遣都がバディを組む、心温まるヒューマンドラマ。 

突然の辞令で所轄警察署の刑事から一転、児童相談所に出向し新人児童福祉士となった夏井翼（福原）。指導係となったベテラン児童福祉士・蔵田総介（林）とバディを組み、虐待や複雑な家庭環境に直面する子どもたちと向き合い、親子を救っていく。 

月9初出演で初主演となった福原が、持ち前の正義感で子どもたちの抱える問題にぶつかっていき、子どもたちの“翼”になろうと成長していく主人公を熱演。生田絵梨花や勝村政信、柳葉敏郎ら多彩なキャストが個性的な同僚役で出演し、子どもたちとの交流シーンでは笑いと感動が盛り込まれる。 

脚本は若手劇作家の谷碧仁が務め、現代社会の問題を温かい目線で描く。シリアスなテーマを包み込み「明日はもっといい日になる」と思わせてくれる優しさに満ちたドラマだ。 

放送局占拠

7月12日（土）夜9時スタート

櫻井翔主演のタイムリミット・バトル・サスペンス「占拠シリーズ」最新作で、『大病院占拠』『新空港占拠』に続く第3弾。今度はテレビ局が武装集団に占拠される──！ 

壮絶な空港占拠事件から1年、警視庁刑事部・立てこもり犯罪対策班“BCCT”の捜査員となった武蔵三郎（櫻井）に、みたび“史上最悪の1日”がやってくる…！東京都知事選挙に向けた特番を生放送中のテレビ局・テレビ日本を、妖怪の面をかぶった武装集団「妖（あやかし）」が占拠したのだ。 

「放送を止めたら人質を全員殺します──」。人質はテレビ局内に閉じ込められた都知事候補も含む500人。「妖」の正体は？目的は何なのか？事件の裏に潜む陰謀もスケールアップした最新作、極限の頭脳戦と超絶アクションの戦いが始まる！ 

僕達はまだその星の校則を知らない

7月14日（月）夜10時スタート

磯村勇斗が民放ドラマ初主演を務める学園ヒューマンドラマ。少子化の影響により男子校と女子校が合併した高校を舞台に、“スクールロイヤー（学校弁護士）”の奮闘と生徒たちの成長を描きだす。学校という“小さな星”で繰り広げられる、新しい青春群像劇だ。 

磯村が演じる主人公・白鳥健治は、小さな法律事務所で働く弁護士で、文字や音に「色」や「匂い」を感じる独特な感性をもっている。感覚が周囲と違う健治にとって学校は馴染めない場所で不登校になった過去があるが、濱ソラリス高校にスクールロイヤーとして派遣されることになり、苦手な学校に通うことに。 

男子校と女子校という異世界の合併に揺れる高校生たちを相手に、法律や校則を武器に奔走する健治。サポート役となった国語教師・幸田珠々（堀田真由）とともに、男女生徒の対立や校内問題の解決に挑んでいく──。 

合理的な合併を仕掛けた“腹の底が見えない”理事長・尾碕を、約9年ぶりの民放連ドラ出演となる稲垣吾郎が熱演するのも注目。 

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