中村倫也“陣内”が闇堕ちで復讐の鬼へ…髙橋海人“才木”が救世主となるか『DOPE 麻薬取締部特捜課』第6話
シェア

中村倫也“陣内”が闇堕ちで復讐の鬼へ…髙橋海人“才木”が救世主となるか『DOPE 麻薬取締部特捜課』第6話

2025.08.09 21:00

この記事に関する写真(5枚)

  • DOPE_第6話_L krk-6s21 027
  • DOPE_第6話_L FJW 0231 01
  • DOPE_第6話_L krk-6s29 017
  • DOPE_第6話_L krk-6s6 015
  • DOPE_第6話_L FJW 0429 01

Edited by

生まれてくる子どもと3人で、ただ幸せに暮らしたかった。たったそれだけの願いが、なぜこんなことになってしまうのか。

『DOPE 麻薬取締部特捜課』第6話は、陣内鉄平(中村倫也)が復讐の鬼となった回だった。徐々に真相が明らかになり、彼の目的が達成されようとしている。陣内を止められるのは才木優人(髙橋海人)だけだ。間に合え。間に合ってくれ──。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

DOPE_第6話_L krk-6s21 027
©TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

ジウ(井浦新)からの報告により、殺し屋・嘉賀省吾(三元雅芸)を雇った男が、関東仁龍会の窪靖彦(阿部亮平)であることが判明した。

陣内は単身で窪のもとへ乗り込む。手下たちを一掃したあと「あんたが窪さん?」と顔面にパンチを浴びせた。どう痛めつけても、妻・香織(入山法子)のことは「知らない」と言い張る窪。「あ、そう。じゃあもういいや」と拳銃を取り出した陣内は、逃げようとする彼の足に銃弾を撃ち込んだ。それでもなかなか口を割らない窪を抹殺しようとしたそのとき、ジウがやって来た。

理不尽、絶望、怒り……さまざまな感情を抱え、正体不明の仇を探し彷徨っていた陣内は、鬼の形相で「誰が香織を殺した?」と詰め寄る。胸の中に留めていたものが溢れ出した彼の心は、復讐でいっぱいだ。その怨念がまとわりつく表情、瞳、言葉に戦慄すら覚える──。

そんな中、山田ニコラス(フェルナンデス直行)の意識が戻った。彼に話を聞くと、新宿中央署強行犯係の係長・本郷壮一(佐野和真)が、窪と取り引きしていることが分かった。

DOPE_第6話_L FJW 0231 01
©TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

麻薬取締部特捜課が仕掛けた罠にかかった本郷は、追い詰められてDOPEを過剰摂取。覚醒したあと、人間とは思えないパワーで襲いかかってきた。しかし、相手の力を誘導して無力化する中国拳法「化勁(かけい)」を覚えた才木の力で逮捕することに成功した。

DOPE_第6話_L krk-6s29 017
©TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

柴原拓海(豊田裕大)、綿貫光(新木優子)らが現場を離れ、才木と二人きりになるタイミングで、ジウから連絡が入った。彼曰く、すべて裏で糸を引いていたのは本郷だという。それを知った陣内は、才木を気絶させて本郷を拉致した。

才木が目を覚ますと現場には誰もいなかった。このとき、未来予知のほかに物に触れると、それにまつわる過去が見える「サイコメトリー」の力を手にしていた才木。現場に落ちていた陣内のジッポに触れて、香織が亡くなった経緯を知った。才木は涙を流して……。

ある場所で本郷を監禁した陣内は「俺は決めてんだよ。何が起ころうと、たとえ俺が殺されるようなことがあろうと、香織の死に関わったヤツ全員に復讐するってな」と語りかける。すると、本郷の口から、自分と共に5億円を奪い香織を殺害したのは、陣内の親友で元同期の戸倉俊仁(小池徹平)であると明かされた。

DOPE_第6話_L krk-6s6 015
©TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

真相を確かめるため戸倉のもとを訪れた陣内。「本当なのか?本当にお前が……」と問うと、戸倉が拳銃を向けてきた。その頃、陣内が戸倉を殺す未来を予知した才木は、陣内の行方を追って……。

額面通りに受け止めれば、陣内は愛する人と親友を同時に失うことになる。こんな悲しい結末があっていいのか。あまりにもつらすぎる。

現在、陣内は復讐のためだけに生きている。ただ、復讐の果てに何があるのか。それは誰にも分からない。もちろん、復讐を遂げても香織は戻らない。気持ちが晴れることもない。深追いすればさらなる地獄が待っているし、悲しみを背負う人生は続く。逆に復讐を遂げなくとも、やはり彼の人生に光は差し込まないだろう。どこかで香織の幻影を追う一生となるに違いない。

だが、彼には救いとなる存在がいる。才木だ。ピュアで真っすぐで、悪質なドーパーでも「殺害せずに逮捕する」という彼が、陣内の心を動かすかもしれない。彼をきっかけに何かが変わるかもしれない。希望が見える何かを掴めるかもしれない。

だからこそ戸倉を殺す前に間に合ってほしい。才木よ、走れ。陣内が本当の鬼になる前に──。

DOPE_第6話_L FJW 0429 01
©TBSスパークル/TBS ©木崎ちあき/KADOKAWA

第6話はこちらから

第7話予告編はこちらから

公式サイトはこちらから

この記事をシェア

この記事に関する写真(5枚)

  • DOPE_第6話_L krk-6s21 027
  • DOPE_第6話_L FJW 0231 01
  • DOPE_第6話_L krk-6s29 017
  • DOPE_第6話_L krk-6s6 015
  • DOPE_第6話_L FJW 0429 01

Edited by

同じ連載の記事一覧

もっと見る

日本ドラマ 特集の記事一覧

もっと見る