『初恋DOGs』第2話で明かされた“初恋”の本当の意味 ナ・イヌ&清原果耶エンドはなし?
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『初恋DOGs』第2話で明かされた“初恋”の本当の意味 ナ・イヌ&清原果耶エンドはなし?

2025.07.09 10:55

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夏ドラマの中でいち早く話題を呼んでいる日韓共同制作ドラマ『初恋DOGs』(TBS系)。第2話にして早くも“タイトル回収”され、視聴者から驚きの声が上がっている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

「恋愛は錯覚」と切り捨てるクールな弁護士・花村愛子(清原果耶)と、「恋愛は本能」としながらも自分は動物にしか興味がない獣医の白崎快(成田凌)。愛犬が繋いだ正反対な2人の恋に、「恋愛は娯楽」とフレキシブルに捉える韓国の御曹司ウ・ソハ(ナ・イヌ)が参戦した。

気になる三角関係の行方だが、この第2話でタイトルになっている「初恋」の本当の意味が明かされたことで、“ソハエンド”は早々に立ち消えたように思える。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

愛犬サクラと将軍の初デートに同行した愛子と快の前に現れたソハは、いきなり「あなたの犬を奪いに来ました」と宣言。祖母が日本旅行の際、途中で将軍(元の名をロッキー)とはぐれてしまったこと、将軍には500憶ウォン、日本円にして50億円の価値があることを伝える。

すぐには状況が飲み込めない快の代わりに、愛子はペットは拾得物扱いで、3カ月以内に落とし主=飼い主が現れない場合は拾った人に所有権が渡ることを説明するのだった。その場は一旦退くも、どうしてもロッキーを手に入れたいソハはまず愛子から攻略することに。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

後日、ソハが愛子の弁護士事務所を訪れる。大型案件の匂いを嗅ぎつけた本澤(岸谷五朗)は、ソハが日本にいる間の相談係として愛子を指名。しぶしぶ引き受けた愛子を、ソハは観光案内の名目でドライブデートに誘うのだった。

ルックスも家柄も完璧で、女性の扱いもスマート。ゆえに引く手数多なソハとのデートだというのに、愛子は気づくと快の話ばかりしている。「ソハさんは分かりやすくていいですね。白崎さんとは大違い」なんて、快を意識しているからこそ出てくる台詞だ。

それほどまでに愛子が快のことを気にするのは、サクラの命の恩人だからなのもある。最初こそ警戒していたものの、サクラを助けてもらったことで、誰よりも動物思いの優しい人だと知った。

だからこそ、将軍を奪われそうな快に寄り添おうとしたが、「あなたに僕の何が分かるんですか」と突っぱねられてしまった愛子。理解できたと思ったら、次の瞬間には分からなくなる。そんな掴みどころのない快に愛子はすでに翻弄されかけているのではないだろうか。

しかし、愛子には他にも快が気になる理由があった。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

愛子は快の前でしゃっくりが止まらなくなる。すると昔、“ある人”にやってもらった方法で愛子のしゃっくりを止める快。その“ある人”こそ、愛子だった。

子供の頃、両親が怒鳴り合う家からこっそり抜け出した愛子は、捨て犬のキングを通して快と知り合う。家でペットを飼えない2人は川辺で一緒にキングを育てていたのだ。しかし、台風の日に凍えるキングをともに病院へ連れていったのを最後に快とは会えなくなる。

それでもずっと心のどこかで気にかけていた快と思わぬ形で再会を果たした愛子。その話を“チング”=友達になったソハに打ち明けると、思わぬ言葉が返ってくる。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

「それはチョッサラン、初恋」

そんなソハの言葉で愛子は子供の頃、快に寄せていた感情の名前を知る。タイトルにある「初恋」は、お互いに一目惚れしたサクラと将軍にとっての「初恋」を指していると思っていた。だが、実はとっくに出会っていた愛子にとっての(そして、おそらく快にとっての)「初恋」でもあることが判明。

このタイトル回収に、視聴者からは「えっ…タイトル通り初恋なのね」「あー、だから初恋、なのか」「初恋と犬、なんだかサラッとタイトル回収」「まさかの過去にここ最近で1番声出たびっくり」と驚きの声が上がっていた。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

と、なると……だ。三角関係の行方は、“愛子&快エンド”になる可能性が高い。しかし、この第2話でソハが抱える孤独が少しずつ見えてきて、“愛子&ソハエンド”を望んでしまった人も多いのではないだろうか。

大企業の御曹司で財閥三世のソハは、韓国では良くも悪くも注目の的。ドライブデート中、何度も「癒されるー!」と口にしていたのは、自分のことを誰も知らない日本だと伸び伸びできるのもある。だが、それ以上に、一緒にいる愛子が相手のルックスや肩書きを一切気にしない人だからではないだろうか。

「うちの家族がよく話すお金とか、会社がどうとかの話、俺にはよく分からない。つまり話が合わない」と語っていたように、ソハはあまり欲がない人なのだろう。それよりも本当は愛を求めているのかもしれない。

そんな一面を見せられたら、俄然応援したくなってしまうではないか。愛子と心で結び合って、孤独から解放されたソハを見てみたいと思ってしまう。

『初恋DOGs』第2話
(C)TBS

同時に、ソハは家族に自分を認められたいと思っているのだろう。だからこそ、元の飼い主である祖母が生きていると嘘をついてまで、ロッキーを連れて帰ろうとした。しかし、愛子の調査により、ソハの祖母は1カ月前に亡くなっていることが判明。

将軍の幸せを第一に願う快は、ソハを返さないと決める。「あなたの犬を奪いに来ました」

というソハの宣戦布告に、「あなたに将軍は渡さない」と応じた快。いずれ2人が将軍のみならず、愛子を奪い合う未来が見えた気がした。

そんな矢先、快の家に何者かが侵入し、将軍が連れ去られる。いくらロッキーを手に入れたいからといってソハがそんなことをするとは思えないが……。将軍よ、どうか無事であれ!


第2話の視聴はこちらから

第3話の予告編はこちら


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