満を持してプレミア挑戦、オランダ代表DFフリンポン「絶対にがっかりさせない」
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満を持してプレミア挑戦、オランダ代表DFフリンポン「絶対にがっかりさせない」

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DFジェレミー・フリンポンのリヴァプールへの完全移籍が決定した。2023-24シーズン、シャビ・アロンソ監督のもとで公式戦51試合連続無敗という驚異的な記録を打ち立て、ブンデスリーガとDFBポカールの二冠を達成したレバークーゼン。同チームで主翼を担ったオランダ代表が、プレミアリーグの名門へと挑戦の場を移す。

「ここにいられることを光栄に思います。リヴァプールでプレーできるなんて、これ以上何を言えるでしょうか。家族もガールフレンドも、みんなが僕のために興奮してくれています。本当に幸せで、恵まれていると感じます」

フリンポン 1

アムステルダムで生まれ、マンチェスター・シティのアカデミーで育ったフリンポン。スコットランドのセルティックでプロキャリアをスタートさせると、2021年に加入したレバークーゼンでは、右ウイングバックとして不動の地位を築いた。爆発的なスピードと攻撃力で、2023-24シーズンには公式戦で14ゴール12アシストを記録している。

移籍交渉はフリンポンの希望もあり、スムーズに進んだという。リヴァプールからの関心が伝えられた時、彼に迷いはなかった。

「とても簡単だったと思います。リヴァプールが興味を持ってくれていると聞いた時、僕にとっては考えるまでもありませんでした。代理人には『君たちが何をするにしても、とにかくこの話をまとめてくれ』と伝えました。本当にスムーズに進んで、何の問題もありませんでした」

同じくオランダ人のアルネ・スロットが監督を務めるリヴァプールにとって、フリンポンの加入は戦術的な柔軟性をさらに高めるものになるだろう。今夏レアル・マドリーに移籍したトレント・アレクサンダー=アーノルドに代わり、右サイドからのチャンスメイクも期待される。5年後の自身の姿を問われたフリンポンは、野心的な目標を掲げた。

「『このトロフィーも、あのトロフィーも獲得した』と言えるようになっていたいですね。そして、家族や友人、チームメイトと『僕たちは最高の5年間を過ごしたな』と語り合いたいです。

フリンポン 2

リヴァプールのファンの皆さん、僕は自分のすべて、エネルギー、ハードワークを捧げます。そして、共に勝利し、共に祝い、すべてを一緒に成し遂げたいです。皆さんが僕を受け入れてくれたことに感謝していますし、絶対にがっかりさせません。皆さんが望むエネルギーを、僕がお見せします」

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