『私の町の千葉くんは。』最終回、マチにとって千葉くんとはいったいなんだったのか
悠人の兄・悠一(犬飼貴丈)と別れたマチ(井桁弘恵)。果たして生徒と先生という関係を超え、悠人(山下幸輝)と結ばれたのか。
井桁弘恵主演のドラマ『私の町の千葉くんは。』の第7話が11月13日にU-NEXTにて独占先行配信された。今回は、初恋の相手・悠⼀(犬飼貴丈)とその弟・悠人(山下幸輝)の間で揺れ動くマチ(井桁弘恵)の心が、次第に一方へと傾き始めていく様子が描かれた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
大好きだった初恋の相手、悠一との同棲生活が始まったマチ。
ずっと憧れていた、ハイスペックキラキラ男子の前で、マチは家だからといって気を抜くことはできない…と少しだけ背伸び。いつもよりもかわいい薄手の部屋着に身を包み、お風呂あがりにも眉毛を描く。
YouTubeを見ながら、スーパーの惣菜を適当に食べる日々に終止符を打ち、精一杯の背伸びをして過ごしていた。
このドラマ、マチを通して描く、働く女子の気の抜けた姿、本音を描くのが上手い。共感度100%で、マチに感情移入しているのは、筆者だけではないだろう。
一方、学校生活のシーンでは、マチのクラスの生徒・松島(彩香)が涙を流していた。その理由は自分の友人であるりかこ(木村葉月)の幸せを願いながらも、悠人とりかこが親しげに過ごす姿を目にすることに心を痛めていたからだった。
この光景を目にしたマチは「なぜだか胸が傷む」と心の中で呟いた。自身も悠人が他の女子生徒と親しげにする様子を見て、なぜかモヤモヤとしていたことも関係があるのだろうか。
その漠然とした感情が確信的になったのは悠一と約束していた花火大会の日のこと。仕事の都合で行けなくなった悠一に「仕方がない」と思いつつ、校内を巡回していた。
そのとき、思い出の青いハチマキを見つけ、マチの脳裏に浮かんだのは悠一ではなく、悠人の姿だった。これにはマチ自身も「なんであの子なの?」と困惑。
そこへ悠人がマチの前に姿を現し、真っ直ぐな眼差しで問いかけた。「先生、本当に兄貴でいいの?先生が好きなのは、俺なんじゃない?」
この直球具合、やはり悠人は沼が深い。しかも花火が上がっている最高のシチュエーションでの、これはずるい。これまで悠人が女子生徒たちと親しげに接していたのも、もしかしたらマチの気を引くためだったのだろうかとさえ思ってしまった。
こんなことを言われ、マチの胸は高鳴っていた。それは、花火のせいなのか、それとも悠人のせいなのか。マチの心の中で、悠人と悠一を比べる天秤が、大きく悠人側へと傾いたように見えた第7話だった。
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悠人の兄・悠一(犬飼貴丈)と別れたマチ(井桁弘恵)。果たして生徒と先生という関係を超え、悠人(山下幸輝)と結ばれたのか。
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