『くるり~誰が私と恋をした?~』ラストまで“くるり”し続けた記憶に残る最終回、SNSでも納得の声
最終回では、これまでの記憶をすべて思い出したまことが律、公太郎、朝日と答え合わせをするかのように会話。納得感のあるラストを見せた。
生見愛瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』の第4話が30日に放送。第4話では謎が多い男・律(宮世琉弥)が主人公・まこと(生見愛瑠)に急接近。しかし、甘いやりとりとは裏腹に“指輪の人”ではない説も急浮上した。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
「一目惚れしちゃった!」と言い、まことと出会った律。しかし、それは偶然を装った律の計画的行動だった。そんな律は、前回同様、今回もまことが働くリングショップをサプライズ訪問。お互いのこと知らないからとの理由を付け「デートしようよ」と直球に誘った。
ただ、提案された5月5日は、まことの誕生日。まことは「その日を律と過ごしていいものか」と一瞬悩んだ表情を浮かべる。
ゆえにまことは断ろうとするのだが、職場の店長である杏璃(ともさかりえ)の計らいもあり、その日はシフトが休みに。断る理由がなくなってしまった。
とは言いつつも、デートは最高の時間であった。
特に指輪職人としての感性を磨こうと考えている、まことの興味に合わせて、没入型のシアターに行ったシーン。そこで、律がスマートにまことの手を繋いだり、この日のデートのために仕事漬けだった疲れが出てしまい、まことの肩で寝てしまったり……というあざといふるまいの連続!「律、悪くないじゃん。むしろイイじゃん!」と、彼の疑わしい行動は一旦置いておいて、微笑ましく思えたデートだった。
またデート中、律の仕事で緊急トラブルが発生すると、まことは「待ってるね」「3時間で!そこのレストランじゃなくてもいいからさ」と提案。あくまでも埋め合わせではなく、待っているというまことに「かわいすぎる…勉強になる…。これはキュンですわ」と筆者が思ったのと同様に、律も嬉しそうな表情を浮かべた。
さらに、その流れで、まことを抱き寄せるシーンはたまらない。かわいい雰囲気を一変させ「待ってて」と静かに耳元で囁くのも込みで。「律、一気にまことの中で指輪候補の人となったのでは?」そう思った瞬間だった。
ただ引っかかるのは「今のまことさん」と繰り返し言うことや、デートシーンの中で記憶を失う前のまことと律の回想シーンが頻繁に流れたこと。
第3話で、まことが事故前にストーカーに追いかけられていたことが発覚したが、もしも律がストーカーであるならば、こんなにも仲良くデートを楽しめるものなのだろうか。それとも仲の良いカップルだった時代を経て、ストーカーになってしまった元カレなのだろうか。
そう考えると、記憶を失ってしまったまことと、もう一度出会い直すことで、恋をやり直そうとしているのではないだろうかと疑ってしまう。
ただ、そのように仮定するならば、律は記憶を失う前のまこととは、おそらくうまくいっていなかったのであろう。と考えると、指輪の相手は朝日(神尾楓珠)か公太郎(瀬戸康史)?一気に“指輪の人”候補から外れる可能性も浮上してきた。
もちろん第4話では公太郎と朝日もまことの誕生日を祝いたいと奮闘。
律が戻って来ずひとりぼっちになってしまったまことが帰ろうとするところを呼び止め、ロスフラワーで作ったケーキ型のアレンジメントを持ってくる公太郎は相変わらずの優勝候補。
そして、ゆっくりと正攻法で距離を詰めようとする朝日も、負けじと公太郎とまことの良い雰囲気を阻止。
最終的には公太郎、朝日、律、そして隣人である平野香絵(丸山礼)を交えた5人で1日遅れの誕生日を祝うことになった。
その時、律と2人きりになったタイミングで「あのさ、一目惚れって嘘だよね?」と質問する公太郎。また、まこともまことで幼少期の辛い思い出がフラッシュバック。
5話以降で、まことの記憶がどうなるのか、はたまた指輪の相手は誰なのか。注目していきたい。
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最終回では、これまでの記憶をすべて思い出したまことが律、公太郎、朝日と答え合わせをするかのように会話。納得感のあるラストを見せた。
第10話では、律と付き合っていた頃の記憶を思い出したまことが、律と公太郎との狭間で揺れ動く切ない回に。
第9話では、まこと(生見愛瑠)と公太郎(瀬戸康史)がデートへ。まことが自分の思いを確信したところで、謎が多い律(宮世琉弥)との記憶がよぎり、印象が“くるり”とするような内容だった。
第8話では、まこと(生見愛瑠)にとって良い友達だった朝日(神尾楓珠)が恋の相手として急接近。朝日の良さが光った回だった。
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