『雨上がりの僕らについて』第11話 変化したそれぞれの家族との関係──互いの存在が救いになる
奏は、頭ごなしに怒る父親に対して、「縁を切る!」と啖呵を切ってしまう。引っ込みがつかなくなった奏だったが、真城はもう少しだけがんばってみたらどうかと声をかける。
大阪府出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動を開始。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。ライブと小説とお酒が好き。
奏は、頭ごなしに怒る父親に対して、「縁を切る!」と啖呵を切ってしまう。引っ込みがつかなくなった奏だったが、真城はもう少しだけがんばってみたらどうかと声をかける。
同窓会の案内が届き、真城の強引さに押される形で帰省することになった奏。真城と一緒だということで笑顔は見えるものの、やはり元気はなく…。
一緒に暮らすことを決意した奏と真城。ただ、初めての同棲。最初からうまくいくかというとそんなわけもなく……。
奏と真城のデート中に突如現れた美都子。奏との時間を邪魔しないでほしいという真城だったが、美都子は当然のことながら邪険にされたことに怒りをあらわにし…?
順調に関係が進展している奏と真城。初めてのキスをしてそれぞれその瞬間を思い出し、幸せをかみしめている。 互いへの想いは大きくなっていくばかり。だからこそ恋にはつきもの、ささいなことで「嫉妬」という感情もふたりの中でふくらんでいく。
奏は自ら真城に連絡をし、会って話をする約束を交わす。一体どんな話をされるのか、気が気ではない真城だったが……。
水族館デート以来、気まずい空気になってしまった奏と真城。お互いに連絡が取れずにいた。 真城のもとには相変わらず母・美都子から連絡が届いており、これが真城の心を重くさせていた。 一方、奏は職場の同僚の金森から話があると仕事終わりに誘われる。
真城からの気持ちが信じられずに疑心暗鬼になっていた奏だったが、話を重ねていくうちに、好かれている自信を少しずつだが持ち始める。両想いであることを知り、奏は抑えきれない喜びを感じていたが……。
、意を決して学生のときに好きだったと吐露した奏。絶対に引かれると恐れていた奏に対し、実は真城も奏が好きだったのだと告白を受ける。嬉しさと不安がないまぜになりつつ、奏は顔が緩むのがこらえきれずにいた。
学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し、「もう恋はしない」と決めている奏振一郎(池田匡志)。そんなとき、高校時代の親友で、当時想いを寄せていた相手・真城洸輔(堀夏喜)と再会する。半ば強引に、連絡先を交換させられた奏。積極的に連絡してくる真城を無視する奏だったが……。
同棲を始めた不思議麻衣(松村沙友理)と上下亮(駒木根葵汰)。少し落ち着いた関係になるのかと思いきや、上下の愛は増幅していくばかり。その愛の大きさは、麻衣を戸惑わせるほどだ。しかし、同棲をスタートさせて間もなく、上下は風邪をひいてしまい……。
上下亮に誕生日をお祝いしてもらった不思議麻衣。上下の家で食事を摂り、イチャイチャして同じベッドで眠る……という幸せな1日を過ごした。 上下は上下で、麻衣と過ごす時間に幸せを感じていた。こんな幸せな時間を毎日過ごしたい……そこで上下は麻衣に同棲を提案する。
ついに恋人同士になった不思議麻衣と上下亮。デートもして、ふたりの仲は深まっていくばかり……のはずだが、そこに現れたのは上下の元カノの綾。元カノと今カノの対面、本来ならば修羅場の予感だが……。
もう好きで好きでたまらない!というふたりが付き合いだしたのだから、どちらも幸せでいっぱいだ。というわけで、今回はデート回である。 そんなふたりですることは……デートだ。
観ている側がもだもだしてしまう関係が続く中、「アサガオ」にある女性が現れる。彼女の名前は戸棚千尋(片山萌美)。麻衣の親友だ。千尋はどうやら上下に用があるようで……。
恋人お試し期間になり、想いを伝え合って、良い雰囲気になっているふたりだが、まだ残念ながら正式なお付き合いには至っていない。 それは麻衣の過去の恋愛へのトラウマが影響しているのだが、そうこうしているうちに上下にライバルが現れる。
互いの想いを伝え合ったふたりだったが、恋愛にトラウマがある麻衣は「付き合う」という関係に踏み出せない。しかし、上下はめげない。麻衣が安心して付き合えるように、とまずはお試しの関係からスタートすることに……。